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そよぎの庭に訪れた春の贈りもの

こんにちは、カナリアンホテル支配人の藍井瑛 (あおい えい)です。
雪解けが進み、そよぎの庭にもやっと春の便りが届きました。
この季節、庭先には小さな命がそっと顔を出し、空気もどこかふんわりと甘い香りに包まれます。

今年も、可憐な「カタクリ」が花開きました。
恥ずかしそうにうつむくその姿は、まるで春を待ちわびていたかのようです。

続いて、「チオノドクサ」もひっそりと咲き始めました。
別名「雪解けの花」。淡いブルーの花びらが春の光を受けて、きらきらと輝きます。

「ニオイスミレ」も、控えめな紫の花を咲かせています。
しゃがみ込んで近づくと、かすかに甘い香りが鼻をくすぐります。

「ブドウムスカリ」の濃い青色の花房も、春の庭に小さなアクセントを添え、「ラッパスイセン」の黄色は、まるで春の太陽を閉じ込めたかのよう。

そして「レンテンローズ」。
力強く、それでいてどこか優しさをたたえた花姿は、長い冬を乗り越えた今だからこそ、より心に響きます。

庭の花々は、まだまだこれから。
これから山菜や野草も次々と芽吹き、小さな春のドラマが続いていきます。
もし、あなたが自然の息吹を感じながら、静かに心をほどく旅をお考えなら――
この春、カナリアンホテルへ遊びにいらっしゃいませんか?
四季が織りなすそよぎの庭で、あなたをお待ちしています。

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