こんにちは、カナリアンホテル支配人の藍井瑛(あおい えい)です。
標高1,365mにあるカナリアンホテルは、すっかり晩秋の装いとなりました。
つい先日まで緑だった木々が色づきはじめたかと思えば、日に日に黄色が濃くなり、朝と夕方でも景色が違って見えるほどです。

10月の三連休には、紅葉を目当てに多くのお客様にお越しいただきました。
ホテルの周りでも、窓の向こうはもう秋一色です。
朝の光もきれいですが、私が好きなのは午後。
太陽が少し傾きはじめると、林の中へ斜めに光が入り、黄色く染まった葉が透けて見えます。風が吹けば、その光が揺れる。
蓼科や白樺湖、霧ヶ峰方面を少し走るだけでも、そんな場所があちらこちらにあります。
紅葉というと、山一面が赤や黄色に染まった壮大な景色を想像する方も多いと思います。

もちろん、それも美しい。
でも、一本の木に差し込む光だったり、落ち葉の積もった細い道だったり、逆光に浮かび上がる葉だったり。
そんな小さな秋の方に、ついカメラを向けたくなります。
標高の高い場所から始まった秋は、少しずつ山を下りていきます。
カナリアンホテル周辺ではすでに晩秋を迎えていますが、少し標高を下げれば、これから見頃を迎える場所があります。
御射鹿池も、まだこれから。
「もう高原の紅葉は終わりかな」と思っても、車を少し走らせれば、その日の光、その日の色に出会える。
標高差の大きな信州だからこそ、秋を追いかけながら旅をすることができます。

そして今年は、そんな信州の秋を「見る」だけではなく、写真として残してみたいという方のお手伝いもしたいと思っています。
積極的にお受けしているわけではありませんが、カナリアンホテルを拠点に、せっかく信州まで来たのだから、きれいな紅葉の中で写真を残したい。
そんなご相談もどうぞ。
その時期、その日の紅葉を見ながら、撮影に向いている場所をご案内することもできますし、ご希望があればモデルさんを手配して、信州の秋を舞台にした撮影を組むこともできます。
有名な観光地の前で記念写真を一枚、というよりも、旅の途中の一場面のような写真がいい。
木漏れ日の中を歩いているところだったり、落ち葉の道でふと立ち止まった瞬間だったり。
ホテルの窓から見える黄金色も、あと何日楽しめるでしょうか。
そのあと木々が葉を落とすと、北白樺高原には長い冬がやってきます。
秋から冬へ。
カナリアンホテルの一年の中でも、景色が最も大きく動く季節です。
今しかない信州の秋を、どうぞ見にいらしてください。
今日も標高1,365m、北白樺高原から。
皆さまのお越しをお待ちしております。